Copyright 2010 Sido Music Planning Co.,Ltd. All rights reserved.
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㈱シド音楽企画
SIDO MUSICPLUNNING CO.,LTD
■指 揮
熊谷 弘 Hiroshi Kumagai
1932年福岡県生まれ。指揮者を志し武蔵野音楽大学にてプリングスハイム教授のもとで作曲を学ぶ。1957年日本フィルハーモニー交響楽団に打楽器奏者として入団。1960年代にニューディレクション同人として現代音楽と積極的に取組む。傍ら指揮を渡辺暁雄氏に師事し、'70年日本フィルを退団、日本フィル特別演奏会において指揮者としてビュー。'71年より在京オーケストラの協力を得て「クラシックス・シリーズ」を開始、聴衆との接点を積極的に求めたこの企画は日本における新しい音楽会の在り方を追求したものとして話題を投げかけた。'79年より「日本の音楽展」を主宰、第六回中島健蔵記念音楽賞優秀賞を受賞。'98年「日本の音楽展」20周年を機に、松村禎三・廣瀬量平・三善晃・佐藤敏直四氏に選考委員を依頼し、「日本の音楽展・作曲賞」を設立する。レコード、CD、映画音楽での指揮活動も多岐に亘り、映画音楽では「砂の器」他、アニメーション音楽では三大シンフォニーと呼ばれる「交響曲キャプテン・ハーロック」「交響曲宇宙戦艦ヤマト」「交響詩銀河鉄道999」等を指揮。合唱組曲「宇宙戦艦ヤマト」では、日本コロムビアよりゴールデンディスク賞を受賞。熊谷の提唱による演奏会「第九と皇帝」は81年より開始し、'89年、楽壇トップ奏者によるシンフォニーオーケストラ“グレイトアーティスツ”('13年よりクラシックスフィルハーモニー交響楽団に改名)を結成、以来、同オーケストラを毎年指揮し、多くのファンに支持されている。現在、指揮活動の他、コンサートのプロデュースやミュージックディレクター等務めている。
クラシックスフィルハーモニー交響楽団 Classics Philharmonic Symphony Orchestra
かつて各方面に話題を呼んだ、指揮者熊谷弘企画主宰による演奏会「クラシックス・シリーズ」は、在京各オーケストラの協力出演を得て、新しい試みも取入れた新しい演奏会として、多くの人々に親しまれる。回を重ね、聴衆からの要望もあり、特別に楽壇トップ奏者によるオーケストラが編成され、クラシックスフィルハーモニー交響楽団が発足。1974年12月、“第九特別演奏会”にも登場する。「クラシックス・シリーズ」の他、1977年から1989年まで「モーツアルト・ピアノ協奏曲連続演奏会」の定期演奏会に室内楽の編成で連続出演する。1985年、「第九と皇帝」に出演、1989年より名称をシンフォニーオーケストラ“グレイトアーティスツ”イン ジャパンと改め「第九と皇帝」に連続出演する。2013年より再び現名称クラシックスフィルハーモニー交響楽団に改める。
東京混声合唱団 The Philharmonic Chorus of Tokyo
1956年、東京芸術大学声楽科の卒業生により創設された日本唯一のプロ合唱団。コンサートを中心に、広範な分野の合唱作品の開拓と普及に取り組んでいる。内外のオーケストラとの共演やオペラへの出演、文化庁主催「本物の舞台芸術体験事業」をはじめとする青少年を対象とした鑑賞音楽教室、海外公演を含む年間200回の公演のほか、レコーディングやテレビ、ラジオへの出演がある。レパートリーは、創立以来行っている作曲委嘱活動で生まれた189曲を数える作品群をはじめ、内外の古典から現代作品までと全合唱分野を網羅している。文化庁芸術祭大賞、音楽之友社賞、毎日芸術賞、京都音楽賞、創立20周年企画「合唱音楽の領域」によるレコード・アカデミー賞受賞。1987年、創立30周年記念としてニューヨークほか7都市でのアメリカ公演を行った(文化庁派遣)。2006年、創立50周年を迎え、全国各地で定期演奏会、特別演奏会及び6回のヨーロッパ公演を開催した。2007年、第38回サントリー音楽賞、第25回中島健蔵音楽賞を受賞。1996年より日本を代表する芸術団体として「文化庁特別重点支援」の指名を受けている。
東混と共に歌う“第九を歌う会”は1983年に発足、第九合唱に魅せられた合唱愛好者による会である。毎年「第九と皇帝」演奏会に参加し定評を得る。合唱経験豊かな人から初めてコーラスを体験する人々まで世代を超え、心を一つにして歌い続けています。
■皇帝ピアノソロ
佐野優子 Yuko Sano(ピアノ)
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学卒業。在学中、ハンガリーのリスト音楽院で一年間研鑽を積む。奨学生としてロンドンの英国王立音楽院の修士課程へ留学。ウォルター・マクファーラン賞、ナンシー・ディキンソン賞、モウド・ホーンズビー賞、Dip RAMを受賞し、首席で卒業。2016年、日本人初となるアドバンスト・ディプロマを取得。これまでに、ピアノを故 松浦豊明、渡辺健二、クリストファー・エルトン、室内楽をマイケル・ドゥセク、音楽学を一柳富美子、ロドリック・チャドウィック、古楽器奏法をキャロル・セラシ、即興法をドミニク・オールディスの各氏に師事。日本人初のヤング・スタインウェイ・アーティストを経て、2018年スタインウェイ・アーティストに認定。同年3月にはニューヨークのスタインウェイ本社にて、ハイレゾリューション自動演奏ピアノ「Spirio」のためのレコーディングを行い、5月より全世界で配信されている。
■第九独唱
日下部祐子 Yuko Kusakabe(ソプラノ)
京都市立芸術大学を経て同大学院修士及び博士(後期)課程修了と共に博士号。友愛ドイツリートコンクール第1位、飯塚新人音楽コンクール第3位、文部大臣奨励賞・関西日仏学館賞他受賞。《魔笛》《フィガロの結婚》《ドン・ジョバンニ》等モーツアルトオペラから《リゴレット》《椿姫》《愛の妙薬》《ジャンニ・スキッキ》《スザンナの秘密》他のイタリアオペラ、《子供と呪文》《シンデレラ》《テレジアスの乳房》等フランスオペラ、《源氏物語》《白狐の湯》《岩長姫》《火の鳥》他の邦人作品やロンバーグ作曲《学生王子》まで、幅広いレパートリーを歌って高い評価を得ている。宗教曲やオーケストラ作品、室内楽の分野でも関西を中心に全国各地ヨーロッパ各国でソリストとして活躍。録音では5枚のソロアルバムの他、現代作曲家のCD録音プロジェクトにも多数参加するなど実験的作品や新作初演にも精力的に取り組んでいる。華頂女子高校音楽科芸術顧問、京都市立芸術大学・武庫川女子大学講師。関西歌劇団理事、神戸フォーレ協会会長。
岩森美里 Misato Iwamori (メゾ・ソプラノ)
井ノ上了吏 Ryoji Inoue (テノール)
清水良一 Ryoichi Simizu(バリトン)